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eskky28

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日本のルーツ探究、古事記、日本書紀、神話、神社、ユダヤ人のつながりを御朱印を頂きながら巡っていく日記です。(毎日更新ではないですが)

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日本の歴史とつながる週末御朱印さんぽ
日本のルーツ探究、古事記、日本書紀、神話、神社、ユダヤ人のつながりを御朱印を頂きながら巡っていく日記
オオクニヌシ幽閉の痕跡
7/15に日帰りで新潟県糸魚川市の天津神社と
石川県白山市の白山ひめ神社に参拝させて頂きました。
後日、記事にしたいと思います。


前回からの続きです。

今からご紹介する『暴かれた古代史』は「飛騨の口碑」にもとづいて全国を調査して書かれた本です。

著者山本建造氏が飛騨の若田翁から、先祖代々からの言い伝えを託されました。
それは飛騨の古代史ですが、大和朝廷以前の歴史であり日本の古代史でもありました。

現在の出雲大社とは関係ありません。


実際に出雲に残る意味不明の神事が解説されています。

『見逃神事』
出雲大社には見逃神事が伝えられています。

この神事は前日に道の下見をしておいて、夜中に神幸(神が出かける)の途中で
もし人に出会うと大社に戻り出直しをします。
大社町内の人もこの夜はできるだけ早くから門戸を閉ざして謹んで外出をしません。
別名、神幸祭ともいわれています。
オオクニヌシの神幸というのがこの神事の本義である。

クシヤタマ神の子孫の別火氏(べっか)がこの身逃神事を奉仕するのが本来であった。
もともと別火氏の祭であったと思われる。
クシヤタマ神とは飛騨から派遣された人で幽閉されたオオクニヌシの見張りをしながら
料理方をしていた人です。

以上、『出雲大社』に書かれています。


この神事は逃げることが出来ない床の高い幽閉所が完成したので、
オオクニヌシが仮幽閉所から高い幽閉所に移動した時の様子をあらわして
いるのではないかと思われます。
その移動を仕切ったのが飛騨からきたクシヤタマであり、子孫の別火氏の
祭りの中に「見逃神事」として残したものが、時代とともに少し変わっていったのでしょう。


つまり、オオクニヌシが幽閉所に移るまでの道のりを前もって下調べをしておいて、
さらにオオクニヌシが幽閉所まで歩いて行って入る姿を人に見られて恥を
さらさないようにするために夜中に移動し「人に出会うと出直しをする」
「大社町内の人もこの夜はできるだけ早くから門戸を閉ざして謹んで外出しない」
というほど気を使って移動した時の様子が神事になって残されていると思われます。

飛騨の配慮が十分うかがえます。

オオクニヌシの幽閉についてはクシヤタマが料理方をしたことなどとともに
飛騨に口碑としてしっかり残されています。


『爪剥祭』(つまむぎ)
見逃神事の翌日に爪剥祭があります。
この祭は古くは爪剥・ツマムギのお供えといわれていました。
塩、稲穂、瓜、茄子、根芋、大角豆(ささげ)、水の神饌を供え、
魚鳥などの生臭物を含まない精進物だけをお供えして行われます。
『出雲大社』による。

著者はオオクニヌシの爪(女癖)を剥ぐと揶揄したことが爪剥祭として
残っていると思われます。

オオクニヌシは妻子がありながら地方の豪族の女を次々と妾にしていったのです。
こうして国と国とが仲良くしていく手段に使ったのですが、結果オオクニヌシの毒牙に
ひっかかった地方豪族の娘たちが泣かされ親も娘も怒り出したのです。

オオクニヌシの色気の爪を剥ぐために魚鳥などの精力のつく食事ではなく、精進料理を
提供したのです。
早い話女狂いをして国を奉還して幽閉されたのです。


『出雲大社』に天神地祇を祀る行事の容器に他の時と違いひょうたんを切半せるものを
使用する例となっているとあり、ひょうたんを爪剥祭にとくに用いるということも、必ず
深い意味があるに違いないと書かれています。
幽閉所でのオオクニヌシの食事の器はひょうたんを切半したものを使った様子が
うかがえます。
土器はときには凶器になるのでかわりにひょうたんを使ったと思われます。


オオクニヌシは爪剥とまで揶揄されて、後々まで葦原醜男(アシハラシコオ)つまり
日本中で一番醜い男と大評判になり笑われました。

ところが大勢の女に産ませた大勢の子供たちが後にとんでもないことをしでかし、
大勢いるゆえに勝つことになるのです。


ではまた次回にいたします。

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